傷つきやすいあなたへ

①あなたが優しすぎるケース

傷つきやすい人というのは神経が細やかで思いやりがある人に多いです。

 

逆に、「相手を傷つける人」「NG例を発言してしまう人」はというと。

全くといっていい程、悪気はないのです。単に、お相手への思いやりやマナーを学ぶ機会がなかったのです。 

 

真に受けて傷ついたりということのないようにしましょう。 

単にあなたの方が大人というだけなのです。

 

「自分なら不用意な発言で人を傷つけたりしない」

その点、まず自信を持ちましょう。

あなたには素晴らしい美点が備わっているのです。

 

 

惜しむらくは、せっかくの美点が自分を傷つける原因になっているということです。

また、言葉をまともに受け止めすぎる真面目すぎる側面があるのです。

 

 

これは、人生を生き辛いものにしてしまいます。

そのままでは、ストレスをため続け、逆に我慢が爆発して、誰かを傷つける立場になる可能性もあります。

 

 

もう一歩進化していきましょう。

 

悪気なく、 

相手を傷つける人」「NG例を発言してしまう人」

要は、そのようなお相手は大人になりきれていないワガママな子どもの側面を持っています。

同じ土俵で戦ったり、一方的に傷つけられてはいけません。

 

相手は、なんとも思ってないのですから。

それどころか、こういうNG発言をする人に限って「いつも自分が正しい」という確信、信念を持っています。

だからこそ、そういう状況に陥っているのです。

 

あなたが、少し大人の立場から見守りましょう。

感情的になってしまう時点で、あなたも大人の視点を忘れてしまっています。

 

相手の言葉を肯定し受け入れるということを勧めるものではありませんよ!

しょうがない人だなぁ、困った人だなぁという大らかな視点です。

 

そして、いつでも反面教師として学ばせてもらうことです。

 

「こういう発言は嫌われる」「こういう態度は人を不快にする」と気づきをもらいましょう。

 

 

 

ところで、「相手を傷つける人」「NG例を発言してしまう人」はというと。

全くといっていい程、悪気はないとお伝えしましたね。

 

 

悪気がないから別に、ほっときゃいいんだということにはなりません。

特に、身近にそういう人がいる場合、失礼な発言にはそれなりに応酬する術も持っていた方が生きやすくなります。

どの集団にも少なくない割合で存在するのですから。

 

関わりを持たずに済む場合は、スルーでOKですが、 

それが、身近にいて避けられない相手というケースも頻繁に出てくるでしょう。

あなたが、繊細な心の持ち主である場合は、常に周りにそういう人がいると感じているでしょう。

 

 

「応酬する」といっても、真っ向から向かっては相手を刺激し、逆ギレされるだけです。

同じように直情的な立ち位置で会話をしてはいけません。

 

 

また、いかに全うな反論をしようとも温かみのない理詰めもいけません。

正論や理屈で追い詰められると人は反感しか覚えないのです。

論破はコミュニケーションではなく、相手をやりこめることです。

(相手が挑戦的であったりあまりに傲慢な態度を取る場合には、それなりの対応が効くケースもあります。但し、相手や状況にもよります。)

 

「正論は人を傷つける」

「べき・ねば」の感覚はお互いを苦しめる。

それ以上に、自分が後味の悪い思いをする。更に関係が悪化します。

 

子育てに備えて、良く覚えておきましょう。

 

 

 

 

誰だって、理解してほしいのです。寄添ってほしいのです。

自分で気づき、発見するから、「大事なこと」として次回へ活かせるのです。

 

 

できるなら、思いやりを示しつつ、やんわり指摘してみましょう。

これが出来るようになれば、家庭生活やママ友とのやりとり、また子育ての場面などでも役立ちます。

(無理しなくて大丈夫です。出来そうだなと思えばやってみましょう。)

 

 

思いやりを持ちつつ、自分がどのように感じたのかをやんわり伝えつつ

応酬するのは、あなたのためにも、お相手のためにもなるのです。 

 

 

応酬するときのコツは、笑顔で余裕をもって。です。

会話の糸口になり盛り上がることもあります。 

 

周りを見渡してみると、そのように、余裕で毎日を楽しく乗り切っている人がいるでしょう。

参考にしてみると良いです。

 

うまく行かないことも多々あるでしょう。それでいいのです。みんな実はそんなものなのです。

ただ、もっとうまくやれたら楽しくなるな、と考えてみると創意工夫できるのです。

「あの時の返しは、●●●●●●と返すと、楽しい会話になっただろうな。」

と頭の中で反芻してみると、次回、次々回にそのシミュレーションは活きてきます。

 

焦ってはいけませんよ。何事も、ぼちぼち楽しむ気持ちが大事です。

【応酬例】

自分なりの決め台詞をいくつか使い分けるとよいでしょう。

 

【応酬例】 

「傷つくわ~・笑」

「そういう言い方って好きじゃない~~・笑」

「そんなん言ったらアカン~~・笑」

「よう言うてるわ・笑」

「身もフタもないなぁ・笑」

「ひどくない?・笑」

「びっくり発言~~・笑」

「これこれ、言葉が過ぎますぞ・笑」

「あら、お下品・笑」

「衝撃~~・笑」

「すぐ言う~~・笑」

「言うよね~~・笑」

「どんだけ~~・笑」など。

  

 

最後の3つは、お笑い芸人さんやタレントさんが「返し」で使っているお決まりのセリフです。

その場を盛り上げるとともに、自分の意思表示としての「ジャブ」であり上手な「受け流し」なのではないでしょうか?

 

 

「よく言うわよね♪お返しよ❤」

 

っていうイメージです。

 

 

そこで一旦チャラにしたり、その後の潤滑なコミュニケーションにも繋がっているのです。

 

私たちは、お笑い芸人さんのように万人に好かれる必要はありません。

あんまり自虐的になったり、媚びる感じになると逆効果です。

場合によっては、ピシャリと強めに応酬することです。場面により使い分けましょう。

 

自虐キャラ、やられキャラに自分を貶めないように留意しましょう。

 

「ひどい!」と思う前に、そんな相手の言葉は、まともに、真っ向から受け止めなくていい。

ボールを投げ返さないキャッチャーや、なすすべなく打たれっぱなしのテニスプレーヤーになっている人は多く見受けられます。

いつでも、軽やかに打ち返すんだ、と気持ちと言葉の準備をしておくことです。

 

加えて、華麗にボールを打ち返したらお互い気持ちが通じ合う瞬間が増えてくるということも。

 

②手に負えないお相手であるケース

できれば上手くコミュニケーションを図ってほしいものですが、中には、意図的に悪意を持って傷つけるような人もいます。

まず、向き合う必要もありませんし、近づかないことです。万が一、さけられない状況で一方的に傷つけられるなど、何かあれば、すぐに相談してください。

 

また、考え方は分かっても、必ずしも理屈どおりにいかないのも人の心です。

習慣になるまでは戸惑うこともあるでしょう。

 

そんなときは、遠慮なくご相談下さいね。

③誤解

中には、意外と良い人で、こちらの誤解だったというケース、意外と多いのです。

「いつもいつも傷つけられるのです。」という人の場合は、お相手も同じように感じていることが多いのです。コミュニケーション不足で、お相手の言動の理由を勝手に決めつけ、自分なりの解釈で妄想を膨らませてしまうのです。お相手相談所さんから「うちの会員さんが悩んでいるようです」などと、相談が入ることもしばしばです。「こんなヒドイことを言われたんです!」と毎回、涙ながらに訴えてくる会員さんに同乗して、お相手相談所に連絡を入れてみますと、たいてい「ひどい目にあってるのはこちらの方ですが・・・。実はこんなやり取りがあって・・・。」と逆に、相談を受けることのなんと多いことか・・・。これは、とても不思議なことのようでいて、当然のことかもしれません。誰だって、元々、自分の視点でしか物事が見られないものです。

対処法

相手に気を遣ってばかりも、自分のことだけになりすぎても、どちらもコミュニケーションはバランスが取れなくなり破綻します。恋愛が長続きしない人というのはこのバランスがどちらかに偏りすぎてしまう傾向が見受けられます。経験値を増やすうちに、バランスのとり方を覚えていくことが大事です。人それぞれ、表現法も、価値観も、何もかも違う。だからこそ、うまく伝え合ったり、疑問に感じたことは即、尋ねたりすることが大事です。次第に、違うから人は興味深い存在だ、だから出会いは楽しい、と思えるようになっていきます。

 

次は、くまのぷーさんの言葉です。これは、一見、利他の精神に見えるかもしれません。

ですが、何より、私たちが幸せに生きるために役立ってくれるのです。

いつでも、気持ちが楽になるような生き方を選択していきましょう。

 

「人にしてあげたことは、

 忘れたほうがいい。

   

 人にかけた迷惑は、

 忘れちゃいけない。

  

 人にしてもらったことは、

 忘れちゃいけない。

  

 人にされたいやなことは、

  

 忘れたほうがいい。」

【まとめ】

NG例のように不用意な発言をしてしまうお相手は「失礼な人、マナーのない人」と言えるでしょう。

だけど「全く悪気はなく傷つける気もない」のだと理解しましょう。

以外に心根の良い人もいたりします。

 

できれば、思いやりを持ち突っ込んであげましょう。

私たちが、大人になる程、軽く応酬できるようになるかもしれませんね。 

 

私たち自身も色んな段階にあり、常に色んな気づきを得ながら丸くなっていくのでしょう。

 

全ては、「世の中には色んな人がいる」「いろんな段階もある」という学びに繋がっています。

真に受けるのではなく、参考教材としてありがたく活用させてもらいましょう。

 

そうやって自分に合うお相手、合わないお相手というのも分かってきます。

 

合わないお相手と付き合う必要は全くありません。

しかし、あまりにスルーを続けていると、実は合うお相手だったという方を見過ごすものです。

 

あまりに「自分に合う人がいない」という場合や

出会っても「ご縁が続かない」という場合は皆さん自身がお相手と向き合うことを避けてしまっている可能性があります。

 

コミュニケーションを取る中で、気持ちの合うお相手がいればきっと大事にしたいと思えるはずです。

 

また、全てのことは比較対象があるから、分かるのです。

良い人と出会えればそれだけありがたみも理解できるのです。

 

そう考えると、「合わないお相手」との出会いも、必ず意味があるのです。

(ただ、全員と分かり合う必要はありませんよ。ご自身が今後人生を楽しく謳歌していくための学びにすれば良いだけです。)

 

このことに限りませんよ。

 

お出会いでのヒントは、他の人間関係でも今後の人生においても、オールマイティに役に立ちます。 

 

 

全てのことは、お相手と恋愛し、結婚し、家庭を築き、子育てする上でも、活かすことが出来ます。

将来、苦労しないためにも、気軽に前向きに捉えて前進していきましょう。

【おまけ】森ねぇの場合。

今では誰も信じてくれませんが、以前の森ねぇは、傷つきやすい皆さんの代表格でした。

 

いえ、皆さんとはもしかすると、一線を画すレベルかもしれませんよ。

 

モジモジして、言い返したり、上手い返しが出来ず、人知れず涙を浮かべたり。

いい年になってもそんな感じでした。

 

今では・・・。

スルーや我慢をしない。

できるだけ言うことにしています。

 

相手には相手の考え方があるでしょうし

こちらもこちらの考えがあります。

 

実は、それって素晴らしいことなのです。

違うからこそ、新たな発見があり世界が広がるのです。

 

同調したり一方的に傷つく必要などありません。

嫌いな人を好きなふりをする必要もありません。

 

ですが、どんなことでも、伝え合えば、ただの誤解だったとか

ちょっとしたご挨拶程度の冗談だったという場合もあります。

 

むしろ、何も伝え合わず

浮かんだ疑問符を飲み込むから、一方的な捉え方になり

自己完結してしまっていたのです。

 

 

コミュニケーションをないがしろにしていると

必ず、疑心暗鬼やもやもやが生まれるのです。

 

笑顔や余裕を持って感じたことを言ってみると

驚く程、自然に良い流れになります。

 

 

 

留意点はあるのです。

感情的になりすぎるのは、自分の過去の問題を引きずっている場合があります。

こういう場合、もし感情を縛発させてしまうと、自分がバツの悪い思いをすることになります。

それは自分の問題なのであって相手にぶつけるべきことではないからです。

 

 

 

 

そういう極端な例を除いては、感じたこと大いに伝えていいんです。

それが私たちらしさなのですから。

 

とても楽ですし、お相手から見てもその方が魅力的なのです。

私たちは誰しも「本当の自分」が一番魅力に溢れているのです。

 

 

「感じたままに言う。言いたいことを伝える。」

いや、ほんと当たり前のことなんです。

 

やってみると、なんだ、こんなに簡単なことだったんだ。

そして、こんなに良いことだらけなんだ。

(一定の節度と少しの思いやりは大事です・笑)

 

ようやく自分らしさを取り戻したような気分です。

 

パートナーがそのように仕向けてくれたからかもしれません。

 

意図的に仕向けたわけではありません。

元々彼がそういうタイプだから、こちらも遠慮なく気軽に笑って何でも言い合えるというところも大きい。

 

面と向かっては言いませんが、めちゃくちゃ学びがあります。

(あまりに相手を褒め称えるのは不自然です。上下関係ができてしまったり、男性は勘違いしやすい面もありますので留意です。)

(彼氏や旦那さんを崇めるような態度を取る女性は大事にされませんよ。対等な関係を保つことが大事です。)

 

彼は非常に気軽に思いついたことを口にします。

 

「ウソやろ・笑」

「それ、マジでいうてんの・笑」

「よう言うてるわ・笑」

「これは、これは、さすがですね・笑」

「こきつかわれるわ~・笑」

「ハイハイ、やらせてもらったらイイんですね~~・笑」

「わがままちゃんやからなぁ・笑」

 

しかし一定の節度はいつも保ってくれます。

非常に温かい人間だと思います。

 

言いたいことは言い合えるし、

同じ部屋にいても、お互い自由気ままに楽しんでストレスも溜まりません。

 

 

ところで、自分らしくいられれば、どんなお相手とも好感触になるかといえばそれも違います。

自分とフィーリングが合う方としか前に進もうと思えないでしょう。

それで正解なのです。

 

多様性がある中でも、一緒に過ごして幸せになれるお相手というのが私たちのお相手です。

 

(なにもかもがピッタリ同じということではありません。そんな人は存在しません。いるとしたらそれは自分自身なのです。) 

 

 

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以前は、

 

いつも、人から傷つけられる・・・。

 

そう感じていた森ねぇでしたが、今では、

 

✓スルーする 

✓我慢する

 

 

あれは、一種のコミュニケーション放棄だったんだな。

 

我慢せんでいいとこで我慢しとったんやな。

よりよくない状況を自分でつくりだしとったんやな。

対等に、気軽にやりとりすれば分かり合えた場面もたくさんあったんだろうな。

 

 

と気づきました。

 

 【時にケンカも悪くない】

 

時にケンカもいいのです。

 

溜め込まず、まずは、軽いジャブからです。

 

不満や不安は、火山や地震に例えることができます。少しずつ解消しておけば、大きく縛発することはありません。 

あたたかい本音で相手と相対するというのは、全く、ケンカをしない、衝突を避けるということとは違います。 

 

問題は「今のキモチ」を無視するところから始まります。

違和感や不安、不満などをその都度解消せずに溜め込むからモヤモヤになりついには肥大し妄想と化すのです。

 

 

 

例えば、

靴の中に小石が入って歩く度、足の裏が痛い。

 

出来るだけ、すぐに取り除こうとしますよね?

 

都度、違和感を解消する。

 

それでいいのです。

 

ご自身のキモチに違和感があるのに放置するのは、

靴の中の小石を無視するのと同じことです。

 

良いことは何一つないばかりか、

ストレスやもやもやの原因となり、

私たちを「意味なく苦しめる」原因になったりします。

 

但し、人の靴の中や心の中のことにまで立ち入ることは出来ないので

お相手の立場はお相手が守るということを尊重しましょう。

 

 

それぞれが、自分の違和感を解消するための働きかけをすることが良好な関係に繋がります。

 

時にお相手でなく、自分自身に働きかけが必要な場合もあります。

 

些細なことが気になる。

いつももやもやする。

ちょっとしたことで腹が立つ。

いつも不安。

 

軽いジャブのようなやりとりは時に楽しくもあります。 

 

ある程度、腹を割って話ができるというのはとても大事なことなのです。

(ある程度、というのが大事です。またどこかでお話したいと思いますが、全てをさらけ出すというのは少し違うのです。)

 

 

【反省じゃなく、ちょっぴり学習】

 

後から、自分に落ち度がなかったか、ちらっと一瞬だけ考えてみることもいいでしょう。

一番は、無用な衝突を起こして、自分が嫌な思いをしないためです。もちろんお互いのためにもなります。

できるだけ気楽に、楽しくやっていきたいですものね。 

 

反省じゃなく、ちょっぴり学習です。

深く捉えず、役立つことだけを残し、その時限りで後はもう忘れるのです。

 

 

【I(アイ)メッセージは愛メッセージ】

 

ジャブや時にはケンカもコミュニケーションに繋がります。

 

その時に大事なのは

「I(アイ)メッセージ」です。

 

下記のブログ記事でも以前お伝えしています。

 

甘え上手になりましょう♪Iメッセージは愛メッセージ

 

「私はこう感じた。」「私はこう思った。」「私はこうしたい。」という感覚を元に会話をします。

何事も、伝えなければ、お相手に伝わらず、何も始まらないのです。

 

 

いつもいつも、「気軽」ではすまないこともあるかもしれません。

例えば、大事に思っている相手だからこそ腹が立つという事も時にあります。

 

 

森ねぇと彼との間でも、何度か大きな衝突もありました。

しかし、それまでに絆を築いていれば、お互いへの信用や思いやりがあるので、それきりにはならないのです。

 

相手への一定の尊重や思いやりを持ちつつ、本音で対話する。言いたいことは上手く伝えていく。 

これが愛する人とのコミュニケーションの基本です。

 

どんな時でも、それまで慈しみ温めてきた二人の時間や少しの愛情があれば分かり合えるものです。

 

それが、絆というものです。